お客様の声
資生堂ジャパン株式会社
次世代事業開発部 デジタルフューチャーグループ
近藤美鈴様
私たちが求めていたのは
“美容の専門家”ではなく、“くらしの中の推奨者”
2019年7月に誕生したスキンケアブランド「Optune」の認知拡大を目的に「Optune×趣味なび 先生アンバサダー」企画を実施。趣味なびに登録されているお教室の先生方からOptuneアンバサダーを選出し、商品を2か月間ご利用いただくなかで感じた商品の魅力や体感を、SNSで発信したり、お教室の生徒様に推奨していただく活動を行っていただきました。
オプチューンのファンを通じて魅力を伝播するアプローチ
Q.趣味なびをプロモーションにご活用いただいた理由を教えてください。
資生堂は2019年7月に「Optune」というブランドの本格展開を開始しました。Optuneは、スキンケアにIoTのテクノロジーを取り入れた、新しいスキンケアブランド。「肌は毎日変わるから、スキンケアも毎日変えるべき」というコンセプトのもと、専用アプリと専用マシンを用いて、日々変わる肌を測定・分析し、80,000通りのパターンからその日に合ったスキンケアを抽出できるという新しい美容法で、これまでのように使用するスキンケアを自分で選ぶのではなく、その時々の肌の状態に合わせて「スキンケアを自動でパーソナライズする」という概念を主軸にしたサービスです。
また、Optuneは資生堂として初めてのサブスクリプションモデルのサービスでもあります。専用マシンにセットされたスキンケアのカートリッジが一定の残量になると、交換用カートリッジが自動配送される、定額制のシステムとなっております。近年、仕事と家庭の両立を目指したり、毎日のスキンケアの優先度になかなか手をかけられないという方も増えている中、Optuneをくらしの中に取り入れていただくことで、
“アプリを介して肌の情報を可視化して、肌ときちんと向き合うことができる”
“肌や季節にあわせてぴったりのカートリッジが自動配送されるので選ぶ時間を削減できる
“肌のお悩みによるストレスが減る”
など、忙しい現代女性のQOL向上にも貢献できるサービスとなっております。
しかし、「IoT」「パーソナライズ」「サブスクリプションモデル」というキーワードも、美容法も全く新しいものを訴求しているため、お客さまにとっては自分とは遠い印象を受けてしまいがちな商品。ただ、実際に使用を開始したユーザーさまからは、肌への効果実感だけでなく、これまでにない利便性への満足のお声も多くよせられたことから、実際に使用いただくことで、感じていただける価値体験をシェアいただくことが非常に重要だと感じていました。
そこで、たどり着いたのは「オプチューンのファンに魅力を語っていただく」アプローチでした。まずはコンセプトにしっかり共感してくださる方を増やし、また「オプチューンのファンを通じて」魅力を伝播することが、まだ世の中にないサービスを人々に知っていただくためには必要だと感じていたのですが、そんなときに出会ったのが趣味なびさんでした。
生徒さんにとって憧れの存在である教室の先生にファンになっていただきたい
Q.趣味なびを活用したプロモーションにどのような狙いがありましたか?
もともと資生堂には美容部員や美容に精通する人がたくさんいます。また、美容やスキンケアに特化したインスタグラマーさんなどの繋がりもあります。しかし、Optuneは先述したように、実際に続けて使用いただく中での体験にこそ大きな価値のあるサービス。日々の生活にOptuneを取り入れていただき、その中でお肌の変化などの“美容面”だけではなく、「Optuneが生活にどのように役立ったか?」「自分自身の生活や気持ちがOptuneによってどんな風に変わったか?」という、“くらし”の中での変化や利便性を感じ取って、よりリアルにOptuneを推奨いただける方かつもっと生活者に近い存在を求めていたのです。そんな時に、ふとしたきっかけから趣味なびさんと出会い、「趣味のお教室の先生」の存在を知りました。
“生徒さんにとって身近で深い信頼関係が成り立っている、憧れの存在”
“知的好奇心が高く、新しいものに敏感”
“向上心が旺盛で暮らしを豊かにしたいという意識が高い”
趣味なびさんのお教室の先生方の特性は、私たちが求めていた、“くらしの中の推奨者”像そのものでした。お教室の先生がOptuneのコンセプトに心底共感してくだされば、本当に良いと思ったものを人から人に魅力を伝播していただける強力なアンバサダーになり得ると確信。そこで、趣味なびさんにご相談させていただいたところ、今回の施策をご提案いただき、オプチューンとしてはじめてのアンバサダー施策を実施する運びとなりました。
アンバサダーとして商品の魅力を発信
Q.具体的にどのような形でプロモーションを行われましたか?
趣味なびさんとコラボレーションして「Optuneアンバサダープログラム」を企画しました。趣味なびに登録されているお教室の先生方からOptuneアンバサダーを選出。Optuneを2か月間ご利用いただき、商品の魅力や体感をSNSで発信していただいたり、お教室の生徒様に推奨していただく活動を行っていただきました。募集をかけていただいたところ、当初予定していた人数よりもたくさんの応募があり驚きました。結果的に目標としていた人数のお教室の先生にアンバサダーとして活躍していただくことができました。
先生たちは学ぶことに積極的で、向上心が旺盛
Q.プロモーションを実施した結果、いかがでしたか?
アンバサダー活動を行っていただくにあたり、アンバサダーの先生を集めて、説明会イベントを開催しました。ヨガ、フラワー、料理や音楽など、幅広いジャンルの先生にお集まりいただいたのですが、みなさんに共通しているのが、とても“勉強熱心”であること。イベントではOptuneの開発の背景やパーソナライズスキンケアの仕組み、最新の美容事情などをお話させていただいたのですが、みなさん必死にメモを取られたり、デモンストレーションの際に目を輝かせながら聴いてくださっていたことが印象的でした。「革命的な商品ですね!」「生徒さんに伝えたいです!」と、Optuneのコンセプトにその場で共感していただいたことも大変うれしかったです。
また、ライフスタイルに「こだわり」を持っている方、「自分らしさ」を大事にされている方が多いことも感じました。それに、普段から人に教えるお仕事をされているので、みなさん「伝え方」がとてもお上手です。物事を体系立て考えたり、筋道を立てて説明したりすることに長けている方が多いことも感じました。ブランド目線では発信できない生の声が広がることで、新しい市場が形成され、オプチューンが多くの方のお手元に届けられることを期待しています。
また、イベントでは先生方とたくさんコミュニケーションをとらせていただき、今後の商品開発のヒントになり得るご意見もたくさんいただきました。こういった方々にOptuneの魅力を伝えていただけるなら、良質なプロモーションが叶うのではないかと、期待がふくらみました。
スピード感を持って進めていただくことができました
Q.趣味なびをご利用いただいた感想を教えてください。
イベントを企画するにあたっては、趣味なびさんが積極的に企画を提案してくださったり、主導となってプロジェクトを進めてくださったので、とても安心感がありましたね。趣味なびさんは、これまで教室コミュニティを活用したさまざまなプロモーション施策を行ってこられているので、ケーススタディもたくさん持ち合わせています。“教室の先生方に喜ばれる”企画やイベントの作り方を心得ているので、当社の要望を咀嚼していただいたうえで「こういう場合はこのような進め方のほうがいいのでは」といった、的確なアドバイスもいただけます。募集から開催までのプロセスがフレーム化されているので、オペレーションの部分もハンドリングしていただきスピード感を持って進めていただくことができました。最終的にイベントを通じてOptuneの魅力をしっかりとお伝えすることができましたし、先生方にも喜んでいただけたようで、とてもいいイベントになりました。今回の施策を通じて、教室コミュニティの可能性の大きさを実感。今後もOptuneを展開するにあたりさまざまな形でサポートいただき、末永いお付き合いができたらと思っています。
2019年インタビュー
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